セッション・キーノート
監視機能など必要に

- キム・ヨンギ氏
キム氏
通信のインフラやサービスは固定通信から携帯電話、移動中も使えるモバイルインターネットへと進化してきた。現在はより多くの家電が通信機能を持つ「アンビエント時代」に入り、様々なネットワークを一体的に利用するようになった。
今後は有線や無線を意識することなく、各種のネットワークを連続的に利用できる技術が進展するはずだ。さらに、携帯電話やテレビなどの間でコンテンツを安全にやりとりするための監視機能なども必要になるだろう。
パネルディスカッション
競争力回復できる

- ロバート・ペッパー氏
ペッパー氏
日本の携帯電話市場が独自の進化を遂げてガラパゴス化したのは、国際標準ができていなかった時代にデジタル化を推進したためで、過去の問題。次世代モバイル市場で日本メーカーが国際競争力を回復することは可能だ。
メーカーが主導を

- 近 義起氏
近氏
ガラパゴス化は通信会社が技術仕様を仕切ったのがいけなかった。通信会社は免許を受けて事業展開しており、グローバルな競争を意識しない。通信機器メーカーが主導して技術仕様をまとめていれば、日本発の技術を海外展開するのに役立っただろう。
長期の戦略必要

- 福田 尚久氏
福田氏
米国のベンチャー企業では30年先の技術動向を予測して経営戦略を立てている。日本のメーカーはせいぜい5〜10年先しか見ていない。日本のメーカーが国際競争力を持つには長期戦略が必要だ。
情報家電、海外へ

- 田中 孝司氏
田中氏
日本の産業界が強みとしているのは情報家電の分野だ。こうしたメーカーには今後、次世代高速無線「WiMAX」の通信機能を搭載した新たな情報家電やサービスを開発して、海外に輸出するビジネスモデルを築いてもらいたい。